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現場ブログ

2024.08.08

解体業界の現状と課題 <解体工事専門店 M∞Q(エムアンドキュー)仙台店>

宮城県仙台市にお住いの皆様こんにちは。

M∞Q(エムアンドキュー)の遠藤です。

このブログにお越しいただきありがとうございます。

宮城県仙台市を中心に、解体工事に関する情報や役立つヒントをお届けします。

地域密着型のサービスや最新の解体技術についてもご紹介していきます。

どうぞお楽しみに!

 

解体業界の現状と課題


1.はじめに

解体業界は、建物の老朽化や都市再開発の進行に伴い重要性が増しています。
しかし、廃棄物の発生量増大による環境問題への対応も求められています。
この記事では、解体業界の現状や課題について詳しく解説します。


2.建設リサイクル法の施行と影響

平成14年に施行された「建設リサイクル法」は、環境保護を目的とした法律です。
この法律により、ミンチ解体(分別を無視した解体)は違法となり、廃棄物を分別して解体する「分別解体」が義務付けられました。
この法律の施行により、解体業界には大きな変化が生じました。


3.解体費用の構成要素

分別解体には多くの手間と時間がかかるため、解体費用も以前より高くなっています。以下に、解体費用の主な構成要素を挙げます。

  • 人件費: 分別解体に必要な作業員の手配と作業時間の増加
  • 燃料費・回送費: 重機の使用に伴う燃料費や機材の移動費用
  • 養生シート・足場設置費: 騒音や粉塵を防ぐための養生シートや足場の設置
  • 廃棄物処分費: 発生した廃棄物の処分費用(アスベストなどの特別管理廃棄物は特に高額)
  • 書類作成・提出費: 解体に必要な書類の作成や提出にかかる費用


4.悪徳業者の存在と注意点

解体業界には、コストを抑えるために不正な手段を用いる悪徳業者も存在します。以下は、悪徳業者による典型的な手口です。

  •  不法投棄: 廃棄物を違法に処分したり、改ざんや埋め立て放置する
  • 追加費用の請求: 事前に安価な金額を提示し、後から不当な追加費用を請求する


まとめ

解体業界は、環境保護とコスト管理のバランスを取ることが求められています。
信頼できる業者を選ぶことが重要であり、適切な廃棄物処理と透明性のある費用管理が不可欠です。
解体を検討している方は、信頼性のある業者を選び、詳細な見積もりを確認することが重要です。

M∞Q(エムアンドキュー)は地域密着のスピード対応でお客様ファーストを心がけています。

解体工事や土地活用に関してのお悩みやご相談・御見積などは、ぜひ一度M∞Q(エムアンドキュー)にご相談ください。