現場ブログ
宮城県仙台市にお住いの皆様こんにちは。
M∞Q(エムアンドキュー)の遠藤です。
このブログにお越しいただきありがとうございます。
宮城県仙台市を中心に、解体工事に関する情報や役立つヒントをお届けします。
地域密着型のサービスや最新の解体技術についてもご紹介していきます。
どうぞお楽しみに!
家の解体費用の相場は?
「家を解体するのにおおよそいくらかかるのか知りたい。」
お客様からよく聞かれるご質問です。
色々な条件で変わってしまうため一概にお答えできないのですが、相場を知りたいという気持ちも非常にわかります…
今回は、家の解体費用のおおよその相場を詳しくご紹介します。
家の解体費用の相場
昔よりは解体費用があがっていますし、年々増加傾向にあります。
解体費用の坪単価の相場は一般的に、
1.木造建物:3~5万円/坪2.鉄骨造建物:4~7万円/坪
3.鉄筋コンクリート造建物:5~8万円/坪
ただし、これは建物のみの費用で、外構や付帯工事を含まないため、実際の総予算はこれより膨らむ可能性があります。
家を解体するにあたって必要となる費用は、大きく分けて「建物の解体費用」「廃棄物の処理費用」「そのほかの費用」の3つがあります。
これらは決して少ない負担ではありませんが、費用額を左右するポイントもあります。
事前に対応することである程度安く抑えることは可能です。
そもそもなぜ昔より解体費用があがっているのか?HP内ブログ👉「解体業界の現状と課題」👈
概算でいいからいくらかかるのか知りたい。HP内ブログ👉「解体工事の概算見積もり・正確な費用を算出するために必要なポイントとは?」👈
「建物の解体費用」
解体費用を左右する要因は
1.建物の構造:木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造の順に解体費用が高くなる。
2.建物の大きさ:坪数が大きいほど、解体作業量が増え費用がかさむ。
3.立地条件:搬入路が狭い、隣地との離れが少ない場合など、重機が使いづらい環境だと費用が上がる。
解体費用の部分で、「坪数で予算が出ないのはどうして?」という理由については、
同じ坪数でも建物の状況により解体の仕方に影響がでてしまい、そのため金額に影響が出るためです。
総面積が同じ建物でも平屋と2階建てでは、基礎の大きさや屋根の大きさが異なるからです。
屋根や基礎は建物の構造体部分で通常非常に強固に作られています。
当然、人の手で壊すより、機械で壊した方が効率良く解体費用は安く済みます。
同じ機械で壊すにしても面積が少ない方がさらに効率がいいです。
具体的には、
50坪の平屋と2階建てでは、平屋は屋根と基礎がそれぞれ50坪ありますが、総2階建てですと床面積が半分の25坪になります。
そのため屋根や基礎が平屋に比べて半分で済みます。
「木造50坪の建物だけど解体いくらかかるの?」の答えが既にこの時点で変わってしまいます。
また、2000年に定められた「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」により、種類によっては手作業で分別することになっており、人件費がかさむ要因になります。
「廃棄物の処理費用」
廃棄物の処理費用とは、建物を取り壊した後に出る、木くずやボード、ガラス陶器くずやコンクリート塊などの廃棄物の運搬・処理にかかる費用のことをいいます。
当然廃棄物の種類により費用は異なりますが、特にコンクリート塊など重い廃棄物の処理費・運搬費も高くなる傾向にあります。
また、アスベストと言われている石綿が含まれていると処分費も変わってきます。
(除去する際の対策が必要となり、上記内訳の「解体費用」にも関連します)
一般住宅では、内装材では天井・壁・床、外装材では屋根・軒天・外壁等に使用されることが多いです。
「そのほかの費用」
解体工事には、建物本体以外にもさまざまな費用がかかることがあります。
- 庭木やブロック塀の撤去
- 残置物の処理費用
- 土地の整地費用
- 水道管やガス管の撤去費用
さらに、地中埋設物など、見積もり段階で発見されなかったものがあると追加費用が発生することもあります。
解体費用を抑える方法
家の解体費用を抑えるにあたって、ある程度自分でできることをご紹介します。
事前に処分物を減らす
解体費用を抑えるために、自分にできる範囲で片付けを行うことをおすすめします。
簡単にでもよいので、家具や家電製品などの家財の処分(特に布製やプラスチック製)や庭木の伐採、廃棄物の分別や運搬など、まずは解体業者に相談して聞いてみましょう。
(ただし、庭木の伐採・伐根など人の手では意外と大変です。価格を確認して検討してみるといいかもしれません)
助成金を利用する
補助金・助成金は各自治体によって内容が異なります。
仙台市の2024年度の解体に関する補助金・助成金についてはそれほど多くありませんが、該当するものについては、積極的に活用してください。
弊社HP内の👉「補助金情報」👈を参考にしてください。
また、一般的には「繁忙期をさけて工事する」、「解体関連の届け出を自分で行う」、「近隣への挨拶をしておく」、「ローンを利用する」などを言われていることが多いと思います。
届け出に関しては、ライフライン停止(電気・ガス・電話・インターネット・浄化槽汲み取りなど)のご連絡・手続き、解体完了後の建物滅失登記の申請になります。
実際は、多くの資料を作成・提出で膨大な時間がかかりますが、解体工事会社で作成するものや専門知識が必要で任せた方がいい場合が多いからです。
ローンに関しては、一度に支払うのは負担が大きい場合は、ローンを利用し月々の支払いで負担を軽くするという考え方で、特に解体費用が安くなるわけではありません。
M∞Q(エムアンドキュー)は地域密着のスピード対応でお客様ファーストを心がけています。
繁忙期で価格が変動するなど自分都合では仕事をせず、近隣挨拶や手続きなど当たり前に弊社で行っております。
解体工事や土地活用に関してのお悩みやご相談・御見積などは、ぜひ一度M∞Q(エムアンドキュー)にご相談ください。